予約ボタンがない、異例の出発前夜
いよいよこの連載も最終回を迎えました。こんにちは、管理人のこみさんです!
普段、愛車デイズのカスタムパーツを注文する時は、ポチった瞬間に届く「注文確定メール」を見てホッと一息つく私ですが、今回の旅は一味違います。
通常の旅ブログなら、ここで「スマホの予約画面」や「発券した切符」の写真を載せるところ。ですが、出発を間近に控えた私の手元にあるのは、金券ショップで手に入れた「JR東日本株主優待券」が2枚だけ。
そう、JRの切符そのものは、まだこの世に存在していません。
実は今回、あえて「えきねっと」での事前予約を見送りました。仙台駅に到着してから窓口へ駆け込み、その場で優待券を出して座席を確保するという、まさに「ライブ感」あふれるミッションに挑む予定です。
宿選びだけは「1ミリの妥協」も許さず完了
切符が現地での「出たとこ勝負」になるからこそ、拠点となる「宿」の予約だけは、DIY精神のすべてを注ぎ込んで、鉄壁の構えで完了させています。
私の宿選びの基準は、温泉の質でも朝食の豪華さでもありません。 「窓から新幹線が見えるか(トレインビュー)」。これ一択です。
母を連れて行く本番では「駅から近いこと」が最優先ですが、下見である今回は「どのホテルのどの角度なら、はやぶさのロングノーズが一番美しく見えるか」を徹底調査しました。Googleマップを最大までズームし、レールの角度と建物の高さを計算。
「このホテルの北側の部屋なら、盛岡へ向かって加速していくE5系が見下ろせるはずだ……」
そう確信して予約した部屋は、私にとっての「特等席」です。たとえ新幹線の指定席が希望の時間に取れなくても、この部屋から鉄道を愛でる時間だけは、誰にも邪魔させない。そんな決意で予約ボタンを押し込みました。
運命の「仙台窓口」で試される、50代の柔軟性
さて、出発を控えた今の私の頭の中では、何度もシミュレーションが繰り返されています。 仙台駅の「みどりの窓口」に立ち、駅員さんにこう問いかける瞬間を。
「株主優待を使って、盛岡経由で新青森まで。景色が良い窓側のE席、空いてますか?」
この問いかけに対し、駅員さんがモニターを見つめる数秒間……。もし「満席です」と言われたら、その場で時刻表(設計図)を引き直し、ルートを即興で組み上げる。これこそが、50代の経験値が試される「即興DIY」の醍醐味になるはずです。
あえて事前にネット予約せず、窓口のプロと相談しながら、母が喜ぶであろう「最高の1枚」をその場で模索する。効率化が正義とされる現代において、この「あえて手間を残す」という選択が、旅をより深いものにしてくれると信じています。
【おわりに】手元にない切符が、未来へ連れて行ってくれる
全4回にわたってお届けしてきた「東北新幹線攻略記」。
50代。自分の思い通りにいかないことなんて、山ほど経験してきました。だからこそ、この「予約が取れていない不安」さえも、新しい自分に出会うためのスパイスに思えてくるから不思議です。
母への下見旅、そして自分への挑戦。 まだ出発前で、手元に切符がない今の状態が、実は一番ワクワクしているのかもしれません。
さて、愛車デイズで駅に向かうその時まで、もう少しだけ「計画という名の旅」を楽しもうと思います。
それでは、仙台駅の窓口で、そして東北の空の下でお会いしましょう。
【次回予告】旅の「中身」をDIY!
ルートも宿も決まった。あとは荷造りです。 50代の一人旅、カバンの中身にも「こみさん流」のこだわりが詰まっています。
次回からは新連載として、**「50代一人旅、カバンに忍ばせる『自分へのメンテナンス』と『旅の相棒』」**をお届けします。
ビジネスホテルの風呂を極上の癒やしに変える「あのアイテム」や、デジガジェ好きの私が構築する「ホテルの充電ドック」の話など……。パッキングを「自分というマシンの整備」と捉える、私の旅支度を全3回程度での公開を予定しています。
お楽しみに!
…アディオス👍

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